画やロートアイアンなど自分で表現できること、それに日常の出来事や話題など気の向くままに紹介してゆきます。
タイトル画像の門扉は軽井沢で以前施工したものです。

2012年2月8日水曜日

恵方巻きに学ぶ

節分の日、我が家もご他聞にもれず海苔巻きが食卓に用意されていた。
バレンタインのチョコは菓子屋の企てとは知りつつい、それをいただける側にとっては嬉しいことようなので許せるか。
太い海苔巻きをかぶりつくなどという習慣はいつごろから慣わしとなったのか、町工場の倅として育った私なんぞはついぞそういう記憶が無いのだけけれど。
海苔やとすし屋の企てかと知りつつ恵方とかを向いて太いやつを無言でかぶりつくなんぞ滑稽でやってられない。
隣に座る娘の口が止まったのでふと見ると、北北東を睨みながらもぐもぐである。
バカバカしい。
せっかく買ってあるので癪ではあるが普通に食った。
臭い、臭うのである。
家族に聞くとヤッパリ、臭うというのである。
近年は知人お勧めのおすし屋さんのを美味しいからと家内が注文している。
ご縁がつながってる方もありどうしたものかと困り顔をするが、おかしなモノはおかしいと正直に伝えてあげるべきだと言った。
話しが伝えられ様子を聞くと、これまで好評で今年は特に千数百本もの注文を受けられたらしい。
大量生産を前提の工場でつくるのではなくお店で作ってられるようである。
想像するにおそらく温かいご飯で巻いたものを冷めないうちラップされて詰め物と反応して発酵?なりしかけたのだろうな。
同様の人もほかにいるようだが知人のところは例年のように美味しかったそうだ。
お店のご主人が謝りに来られた。
わたしの想像のようなことも在るような、また例年とは味の違いもあるような・・・しかし謙虚に話は聞いて帰られた。
時間、スペース、設備、人・・・品質を維持して通常以上に生産数を上げようとすると何処かに問題が起こりやすい。気をつけねば。
それにしても食い物は企てで大勢に買っていただける。
鍛冶屋でも何か企てて売れないものだろうか、
鍛冶屋の日などつくり、鉄棒にラッピングし鉄分補強用のペロペロ鉄棒ギフトなど~~~だめだね。

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