優先席乗り場に私の前に並ぶソフトをかぶった紳士が一人。
落ち着かない素振りは電車が待ち遠しいようにも見えました。
やがて待望の電車が到着、
紳士は優先席に座るのでなく戸口に立つ場所を定め、私は空いてる優先席に着座。
やがて何やら動くその方が否応なく目に入るのです。
注目してるとよく動くのです。
急にうなだれ、はあ~と吐息のような様をしたかと思うと
次は扉の上端に片手をついて体を支えるように外をお眺めになり、
両足を開いて股割りのような屈伸を一度、
・・・次々とポーズが変わります。
短いのはほんの一瞬、長いポーズで数十秒、これだけポーズを繰り出せるとは、まさにクロッキーポーズの名手です。
でも彼の内心は何か気になることがあるのか、これからの行き先のこととか・・・期待か不安かしら
様々なポーズをし続けて特急電車の二駅で降りて行かれました。
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