画やロートアイアンなど自分で表現できること、それに日常の出来事や話題など気の向くままに紹介してゆきます。
タイトル画像の門扉は軽井沢で以前施工したものです。

2015年11月17日火曜日

運転手と添乗員

先日思い立って九州へ行ってきました。
今回は現地でレンタカーの旅行となり、運転手と添乗員は私が勤めることになりました。
お客様はいつもの通りお一人です。
帰路以外は天気にも恵まれて運転を務めながらもかねてより描きたかった由布岳や久住山も描くことができました。
以前に湯布院へ行ったときはツアーで駆け足でしたが山麓の静かな町という印象だったのですが今は何ともすごいことになってまして湯の壺街道から金鱗湖あたりはアジアからのお客で溢れかえるほどでした。
それでも街はずれで絵も描き、宿は静かで部屋の係りの人も行き届いた応対でいい旅行が出来ました。

舞う落ち葉と鳥
由布岳

2015年11月9日月曜日

電車内の光景



 優先席乗り場に私の前に並ぶソフトをかぶった紳士が一人。
落ち着かない素振りは電車が待ち遠しいようにも見えました。

やがて待望の電車が到着、
紳士は優先席に座るのでなく戸口に立つ場所を定め、私は空いてる優先席に着座。
やがて何やら動くその方が否応なく目に入るのです。
注目してるとよく動くのです。

急にうなだれ、はあ~と吐息のような様をしたかと思うと
次は扉の上端に片手をついて体を支えるように外をお眺めになり、
両足を開いて股割りのような屈伸を一度、

・・・次々とポーズが変わります。
短いのはほんの一瞬、長いポーズで数十秒、これだけポーズを繰り出せるとは、まさにクロッキーポーズの名手です。

でも彼の内心は何か気になることがあるのか、これからの行き先のこととか・・・期待か不安かしら
様々なポーズをし続けて特急電車の二駅で降りて行かれました。

2015年11月1日日曜日

まだまだ

コスモスが盛りです。
普段なら仕事場へ急ぎ、きれいやなあ・・・と思いながらも通過してしまうのですが一昨日はチョット車を止めて撮ってきました。

夜暗くなってから帰路に通過するとわずかに香りが車の中に入ってくるのですがコスモスの香りなんでしょうかねえ。

多分ここ数日が見ごろのピークではないかと思います。亀岡のコスモス園です。

もう見渡す限りです

2015年10月27日火曜日

マンホール

宇治市内の有名茶舗の店にマンホールの蓋を納めました。

開店前、長い朝日が差し込んでいます
滑り止めにリベット、真ん中は茶壺です

2015年10月24日土曜日

アート夢広場

宇治橋通り恒例のフェスタが開催されました。
異業種交流の仲間たちと「アート夢広場」というイベントを起こそうということで
フェスタに出展しささやかな旗揚げです。


アート夢広場のテントブースです

私の水彩とカードハンガー

通りはこの賑わい

2015年7月25日土曜日

手摺り

今回の仕事は台風11号とその後の不安定な天候のせいで取り付けが当初の予定から一週間も遅れました。
最後の三日間の朝晩は天気予報と空を見上げては気を揉む毎日でしたがやっとのことで完了しました。


階段から玄関へ続く手すり
正面のパターンを各部にレイアウトしました

2015年6月26日金曜日

PCデスク

昨年我が家の大移動の結果、有効スペースが何もかも小さくなってしまいまして娘にパソコンを置くスペースを何とかしてほしいと言われ、既製品では寸法の良いのが無いので作ると約束しました。
数か月、まだか、まだかと催促されながらやっと作りました。

 
鳥です

一応ご希望の大きさに出来上がりました。
ご注文には無かったのですがアイアンの飾りをお付けしました。
簡単なので番線曲げで作りました。

2015年6月21日日曜日

梅の収穫

娘が毎年、梅干しや梅酒や梅のエキスなどを作るため梅の収穫に行くのです。

熟した実が落ちています
先日娘のアッシーで行ってきました。
家内の母がずうっと手入れしていて昔はちゃんと出荷もしていた梅園ですが近年はその年齢とともに手入れも出来なくなりすっかり荒れ果てた状態です。
それでも残った木には実がなるのです。

無農薬、無肥料、無管理のほったらかし自然栽培です。
ここ数年は娘が収穫だけに行きますが、やはり木は年ごとに弱ってるようで、それもそのはず実だけいただいて木をいたわることは何もしてあげないのですからね。


ジャングル状態です
母も孫娘がやってくるといそいそ身支度整えて園に出て行きます。
ターシャ・チューダさんかベネシアさんかと言わんばかりの雰囲気ですよ。
と言えば揚げ過ぎなので、ワタシャー・バーバなんてところ?ごめんなさい。
私も手伝いますが長い時間上を向いてると頚が持たないのでほどほどでおしまいです。
実を採ると、梅の爽やかな香りがなんとも心地いいのです。
農が脳を喜ばせてくれる瞬間です。


ワタシャー・バーバ





平日に私も手伝うことができるようになったのでそろそろ木や園の手入れをして残ってる木を元気にしたいものだと思っています。
除草、お礼肥え、剪定・・・とか、さあいつから。

2015年6月10日水曜日

バラとジャズ

植物園で今が時期のバラを観て、その後ジャズを楽しんでランチするという企画がありました。
殆ど女性で美しい植物園の花々の中を騒々しい花々が移動して行きます。
私はオヤジ友達と参加しましたが美しい花に囲まれた一日でした。
小さなポケットサイズのスケッチブックを持ってたのですが、ランチが迫るということで植物園では描く間がありませんでした。
ヘレンメリルのスタンダードYou'd be so nice to come home toなど楽しませていただき、演奏中にスケッチしたサックス奏者の女性を描いたので、お礼にプレゼントしました。
帰りは鴨川の飛び石を初めてわたりました。流れの中から見える風景はまた趣があるなあーと、ジジー二人で楽しそうに飛び石を越えて右岸へ。

2015年5月31日日曜日

第72回亜土会展

今年は5月22日から27日まで京都市中京区寺町御池下ルにある オプトギャラリーで開催しました。
寺町通の界隈は画廊が多い地域で、通りをはさんで向いもギャラリーと立地のいいところです。

入口ウィンドウ左・由里知久、右・永田

 昨年、一昨年は入り込んだ通にある画廊だったで人通りも少なく静かすぎだったのですが今回は
大変賑わい芳名帳も二冊がほぼいっぱいになりました。
お向かいのギャラリーと両方ご覧になる方、たまたま通られた方にも由里明先生をお知りの方や、昔由里アトリエにも来たことがあるという方などがおいでになったりと、来場者が多かっただけでなくご縁のある方々や新たに面識をいただくこともあるなど近年に無い充実した会期を過ごさせていただきました。

            
そうよね
 































そうでしょ
緑風


木村哲三
出展者5名というこじんまりした集まりなので当初は画廊の壁が
余るのではないだろうかと心配もあったのですが、搬入してみると一人5点前後の出品でほぼ会場いっぱいになってしまいました。
仲間の作品から一点ずつ、








由里知久
谷和広
三谷悦子

2015年3月15日日曜日

マンションのアクセント

賃貸マンションと住居を兼ねたコンクリート打ちっぱなしの建物です。
以前経営していた工場を廃業してほどないころお客様と設計士さんが私の自宅へ相談においでいただいたことから始まった仕事です。
亀岡の小さな仕事場を設けて間もないころでしたが、お話の中でまとまってゆくデザインを気に入っていただき計画が進みました。

平面的な外壁にバルコニ壁の見切りアクセントとして
マンション入り口の看板






住居部への通路列柱、壁面のモチーフを使い

通路入口
表札


2015年3月10日火曜日

第23回長岡京展へ出品しました



昨年春に当地に引っ越し、思い新たに、というような感慨に耽る間もないような連日のまま年の暮れを迎えるころ展覧会(長岡京展)の広報を目にしました。
年が明ければ何とか作品を間に合わすことが出来るかもしれない・・・初めて市民参加の行事に参加してみようかという気持ちで応募しました。

F15 駆け抜ける一瞬

グループ展以外の展覧会は宇治では工場があったので市民展に出してましたが、それはアンデパンダン式なので持って行けば展示してもらえ賞もありません。
審査のある展覧会ははるか昔京展に出品した ことはあるものの以後は皆無、今回は全く様子も解らない展覧会で審査があるのでどうなることやらと不安げに応募したところ洋画部門の奨励賞をいただきました。
末尾の賞のようで、名前もその最末尾に挙ていただいていました。

賞をいただくのは小学校の時以来ではないでしょうか。







作品の下に講評が貼りだされてました。


目の前の道路をイタチが一目散で横断するのをみた光景です。
たしかに周りの方々の丁寧に描かれた作品に囲まれてチョット違和感があるものの晴れがましくも市長さんもご列席の表彰式に出席しました。引っ越して人生再出発と思ってる時期に賞をいただき励みに思っています。