納品の帰路、東本願寺の前 |
例年夏の暑さが少し和らぐ頃にいただく注文があります。
この注文が来るといよいよ年の暮れを思い起こすようになるのです。それはお正月奉納書初めの賞品になる文鎮なのです。
祖父の代からいただいてる仕事でもう何十年ものあいだ年中行事のようにというより永田製作所にとっては歳時記とも言えるようにこの時季、 歳の暮を思いながら取りくむ仕事です。
私のところでは鋳物にネジ加工の状態まで(写真一番上) であとは注文をいただく森本錺金具製作所さんで仕上げまでの加工をされます。
荒々しい感じさえする鋳肌のままの文鎮が丁寧な仕上げのうえに漆塗りも施されて見違えるうような完成品に姿を変えるのです。
上から工程順・下が完成品 |
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。