画やロートアイアンなど自分で表現できること、それに日常の出来事や話題など気の向くままに紹介してゆきます。
タイトル画像の門扉は軽井沢で以前施工したものです。

2010年11月12日金曜日

鞴祭り

お火焚き饅頭

1月8日は鞴(ふいご)祭りの日です。先日東京芸大の鍛金研究室さんからも「鞴祭り」のご案内をいただいてました。京都では「おしたき」といってます。お火焚きと書きますがずーっと昔から「おしたき」といいます。
祖父のいた頃もやはり工場の片隅に炉があって時折そこでトンチンカン?と職人さんが鉄の棒などを打ってました。
今で言うロートアイアンとか鍛鉄とかではなくて作業に使う道具を職人さんがそれぞれ自分で使いやすいものを打って作っていたのですね。
今のように何でもかんでも既製品の安い工具が市販されてるような時代でなかったので自分の作業に合わせて工夫した道具を作っていたのです。
子どもの頃はその日が嬉しかったものです。
お火焚き饅頭やお供えのお下がりをもらえるからです。
秋の陽の落ちる頃、仕事を終えてから綺麗に炉の周りを掃除して荒神松とお供え、それに蝋燭を灯してお参りです。
年末が近いづいてることをなんとなく感じるのです。
そうそう、お饅頭の絵ですけど日付が古おすなあ~ ちょっと「ひませ」ですけど まあ見てもらうのにはアタラシマヘンさかい、堪忍しとくれやす。
今年の饅頭は?
もう食べてしまいました。

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