画やロートアイアンなど自分で表現できること、それに日常の出来事や話題など気の向くままに紹介してゆきます。
タイトル画像の門扉は軽井沢で以前施工したものです。

2017年10月12日木曜日

一陽展

暑かった夏もようやく過ぎて久しぶりのブログ更新です。
夏の間は画だけ描いて過ごしていたのではないのですが100号を2枚描くのはやはり自分にとってはかなりの仕事でした。
それでも他のことには余り意をそそぐことも出来なくて、いろんなことが疎かになっていたのは否めません。
画の方は描き続けてるうちに意図した方向とはだんだん違ってきてしまい納得の仕上がりではないのですがこれが今の自分なのだから、次はこれを打ち破って進歩したいものです。

遠い記憶 100F 
六本木の新国立美術館で16日まで開催中です。大きく広く明るい会場に展示されると狭い画室で取り組んでいる時とはずいぶん見え方が違います。昨年は初めて入選して会場での自作に面食らったのを教訓にしたつもりですが、やはり違うものですね。
24日からは大阪での巡回展となります。

2017年5月14日日曜日

デッサンの帰り道

天気のいい日はデッサン会の会場、公民館まで徒歩で行きます。
週一回の定例会で、だいたい着衣のモデルさんが中心になります。


往きは10分少々、還りは15分少々とイイ散歩になります。
平日の午後の時間ですから、こんな時間に来れるのは自ずと中高年・・・中の字は小さくし、リタイア後の楽しみに始められ方や年季の入った方まで様々ですが皆さんご自分のスタイルで描いてられます。
この時間は普段になく集中しますのでデッサン終えて、住宅街や竹林を抜けて坂道を辿ると結構疲れてしまいます。


今の季節はこんなのにもお目にかかります。
帰路ではありませんが近くの街道沿いには名産の筍を売る店もあります。
店のわきでは獲れたてを茹でる光景も

2017年5月12日金曜日

サークル展

宇治のサークルFRの作品展に出しました。
60F秋の断片は春に 描いたものがどうも物足りなく大分直しました。でもまだまだ駄目です。
これ以上直しても煮詰まるか全く別物になりそうなのでこの辺で置きました。
ほか10F二点に今回のテーマ顔のメンバー作品の集合に自画像を描きました。
60F 秋の断片

10F 室内の花

10F 夜桜の下

メンバーの集合作品

200×200の3Dキャンパスに、顔がどうにか収まり

5月11日から14日まで宇治公民館で開催中です

2017年4月24日月曜日

イベント

先週末にイベントがありました。
恒例の「お茶ラベル絵コンテスト」の入選作品の展示と併せた関連にベントで、21日には宇治茶レディーに茶摘み娘姿になってもらってのスケッチ会です。
23日はラベル絵コンテストの表彰式がありまして、これまでは他府県の方々がグランプリ獲得されたのですが今回は初めて宇治の方の作品が選ばれました。
宇治の人気ゆるキャラ「チャチャ王国のオウジちゃま」が来場してくれ 皆さん大盛り上がりでした。
今回は私たちの宇治商工会議所「鳳凰会」と地元美術団体 「AFU アートフォーラム宇治」との連携で開催することができました。

アート夢広場: http://suisai-yume.com/

モデル茶摘みさんになってしまいました

2017年4月17日月曜日

芦屋川

デジカメの講習会というのにお誘いを受けていたので行ってきました。
コンデジでも何でもいいという気楽な初心者向けの講習会です。
芦屋川沿いを歩いて撮影し、その後スタジオに移動して先生の講評していただきました。
ひと月ほど前の申込みだったのでその頃には桜などもう散ってるとおもっていましたが今年はどっこい、まだ最後の華やぎを保ってくれてました。



写真は好きですが趣味というほどでないし、撮影ということにこんなに集中して歩いたことはありませんでした。
フレームに収めるため小さなものから、遠くのモノまでそれぞれ観察力と好奇心を高まらせながら歩くと結構いろんなものが見えてきます。
水面の光、虫、鳥、花の色、街並みなどの構図、、、行き交う車、赤いフェラーリ、洒落たレストラン、カフェ、洋菓子店、高級なマンションそれにセレブの方々の豪壮な お邸、それぞれが織りなす風景が様々に見えます。
画を描くこととはまた違うモチーフ捜してることに気づきますが発見する面白さはそれぞれ生かせることがありそうに思いました。

京都の桜

例年は温暖化の傾向で桜も早く開花してお花見も三月になんて様子でしたが今年は遅く、というより昔の春のように戻った様な感じでしたね。
円山公園の料理屋さんでお昼の会がありまして早速の春のお出かけとなり、昼間に円山公園を歩いたのはいつのことだったか記憶にも有りませんが。
枝垂れ桜はまだ開いてません、4日
ちらほら桜、山居の庵のようなところ
今年は桜が長く楽しめました。
我が家の近の桜くもほぼ満開になったところへ雨、
雨があがると一風ごとにはらはらと散り始めこれでしまいかと思ったら急冷となり持ち直し、
ほぼ二週間楽しませてもらいました。


夜、友人たちと来月の同窓会の打ち合わせに出かけました。四条通りも外国の人で一杯です。斜め後ろから「アリガトゴザイマス」「コンニチワ」となどと受け答えの声がするので「どういたしまして」などと横から声をはさむと若い白人の女性が二人。
日本語練習してましたと。さらに尋ねると二週間の予定でスイスから来たとのこと、いい季節にきたねというとラッキーと言ってました。いい旅をと言って木屋町の桜で雑踏する中へ入っていく彼女たちを見送り祇園の夜桜を観に。

2017年3月24日金曜日

信州上田・木っ端人形

春まだ浅い小諸は浅間おろしとでも云うのか風は冷たかった。
懐古園を訪れるのはやく50年ぶり、昨夜の宿も懐古園も藤村の所縁を感じながらのひと時。
今回の旅は昨日の木村忠太展が主な目的でしたがも一つ、それは農民美術の今を知りたかったこと。
我が家に素朴な小さな木彫りの 人形があって、子供のころから何故かひかれるところがあったのです。
父が若いころ多分戦前に手に入れたものですが素朴で削り後の残るような作りでしかも形はしっかりとして小さいのに存在感があるのです。繊細に描かれた顔や衣服は作り手の真面目さが感じられます。
どうもこれが木っ端人形という農民美術の一つらしいと分かったのはつい最近のこと。
で今回インターネットたのみで上田のコゲラの里工房さんをまず訪ねてみました。
工房の扉はしまってたのですがガラス越しの向こうに何体かの木っ端人形たちが見えました。
父のとは少し違いますが間違いなく木っ端人形たちがそこにいました。
工房の隣のご自宅を伺うと徳武さんが出てこられ、今日は家に来客があるので工房は閉めてましたとおっしゃるのを来訪の目的をお伝えすると快く工房に案内していただきました。
木彫作品や近頃作られたらしい木っ端人形、それにコレクションの昔の木っ端人形も見せていただきかっての農民美術の盛んだったころの話やこれからまた木っ端人形を広めようとなさってることなどのお話を聞かせていただきました。
右手前が我が家の木っ端人形、左奥はコゲラの里さんの

コレクションの中にはおそらく我が家のとは同じ工房で彫られたであろう言わば姉妹とも思える一体もありました。
それにしても父からはどこで入手したのかなど聞いたことも無く気持ちの隅っこで気になっていた人形のふるさとの地にこうしてたどり着け て感慨深いものがありました。
興味の尽きない話を聞かせていただきコゲラの里工房さんを後に し、つぎに上田の駅に近い栄屋工芸店さんに立ち寄ると、ありましたあの鳩の砂糖壺が。
やっと鳩も購入できたので満足してハンドルを一路京都へと向けました。
鳩の砂糖壺、左の尾っぽはスプーンのつまみ部分


2017年3月23日木曜日

上州から信州

何週間か前に高崎の美術館で木村忠太展が開催されてることを知り、館に尋ねたところ関西へは巡回展は無いということ、ならば画集だけでもと、ところが残部少なく来館者にしか販売できないので是非おいでくださいとのこと。
高崎まで~?
エイヤ、行ってみよう!
ブルターニュへのスケッチは無理だけど高崎なら行けるなあ。
というおかしな量りで天秤にかけるまでもないのだが。
軽井沢までは何度も仕事で行ったし、碓氷峠をの向こうだからと、
 高崎駅前あたりをきょろきょろするとすぐ美術館は分かりました。
ワクワクしながらドアを開けてからは時間が経つのも膝が多少堪えるのも忘れて色彩と構図の妙に画家の心の動きが感じられるように見入りました。
 幾重にも重ねられる色面と線の織りなしは画家の魂から絞り出されたものであることが伝わってきます。
心地よい興奮気味に美術館を後にして安中を目指し、新島襄旧宅を見学に行きました。江戸の藩邸で生まれた襄はこの家にはわずかしか暮らしてなかったそうだが米国からの帰国した際にはこの家の両親の元を訪ねたそうだ。
「八重の桜 」の後来訪者も増えたそうです。私もようやくこうして安中を訪ねることができ管理人さんの話を聞きながら遙か昔中学で新島伝記を学んだころのことを思い出しました。
そのあと妙義山の姿を見ながら小諸に向かいました。


2017年3月8日水曜日

春の展覧会・出品

二月の初旬に長岡京展の搬入がありました。
限度が20号なのでそのサイズで応募しました。
昨秋に描いていたものをかなり直して自分ではそれなりに充実した仕上がりになったと思ってだしましたが。
展覧会は3月3日から5日まで、ところが二月末になっても通知が来ない。いやな予感です。
それで事務局へ問わ合わせると中旬に通知ハガキを送ったということですが手元には来ませんでした。入選です・・・とのこと。
対面壁の作品が写り込んでいます
 続いて関西一陽展がありました。
5日は長岡京展の搬出 に行き手応えなく作品を持って帰る途中で関西一陽展の方は二点入選で奨励賞をいただけたとのこと聞きました。
時間切れで搬入したようなものなので殆ど自信はなかったのですが評価していただくとやはり嬉しいですね。少々凹んでいたのですが気分は回復です。
秋の断片1 100F モチーフが散漫になりました

秋の断片2 60F 人物の書き込みが全く足りません
会場の大阪市立美術館、右はしの掲示板に関西一陽展のポスターが

2017年2月3日金曜日

舵輪のテーブル

今年の仕事は昨年に残った文鎮の仕上げに続いて舵輪を使った小テーブルの脚を作りました。
新年会で美しい芸子さんにもお会いできたし、今年は縁起がいいかと頑張って仕事です。
仕事場へ通うのに雪の日があり雪道の峠が心配で何日か休みましたがどうやら完成です。
塗装前です

足元に一輪挿しを置いてみました

舵輪はお客様の所有品で花台兼コーヒーテーブルとして使われるそうです。ストレート基調でシンプルにしようかと思いましたがどうも装飾的な方がお好みのように思われたのでこのようになりました。
トップにはこの後ガラス板をお客様の方で調達されました。

2017年1月29日日曜日

新年会で芸子さんをスケッチ

 今年は大きな変化のある年だと各方面で云われつつ新年を迎え早や1月も過ぎようとしています。
ある新年会は突然の寒波で朝は積雪に見舞われた日でした。

 華やかに舞子さん芸子さんの舞で幕開けし私のテーブルにも芸子さんが廻ってきてくれました。
素敵な方だったので思わずちょっとスケッチしたくなり。
紙はテーブルにあったメニューの裏、隣の方がテーブルに置いてられたボールペンを拝借、直ぐ描きますからとお願いしました。
 快く受けていただきました。
 大人数の新年会ですから長い時間を引き留めるのは気が引けるので、もうすっかりアルコールが効いて手元も少々怪しかったようにも思いましたが4~5分でクロッキーです。
 祇園の恵里葉さんという方、爽やかな感じでした。稲穂の髪飾りも新年らしく良く似合ってましたがクロッキーには描き忘れました。

メニュー裏のスケッチで失礼ながら差し上げました

恵里葉さんスケッチを持って

 昔、私の師匠が背広の胸ポケットに鉛筆をさしてられました。「絵描きのココロを忘れたらあかんのや」とおっしゃってたのを思い出します。
こういう場面もあるのですね、ハイ先生、以後鉛筆、スケッチブックは忘れぬようにします。

2017年1月23日月曜日

街角ギャラリー 2

20日は日が変わり21日の2時過ぎまでTVを見ていました。
どんな演説をするのか聞きたいと思っていましたが選挙運動中と同じような相変わらず自国主義を前面に打ち出すだけの内容でがっかりしました。
世界中でワシがオレが我が国が!という声ばかりが広がり協調や融和を望めない時代が来るのかしらと思ってしまいます。

先週末の雪で亀岡に行けない日があり仕事も遅れて気ぜわしい毎日です。
宇治の街角ギャラリーも25日までなので残り3日となりました。
ご覧いただけなかった方にはこのブログで見てただけければ幸いです。

残りの作品をUPします。
ゆず 20×20

鳥と共に 15×15

鳥の舞う風景2  20×20

かぶら 20×40

鳥の舞う風景3 20×20


2017年1月21日土曜日

街角ギャラリー



年末の12月24日から1月25日まで宇治橋通の京都銀行宇治支店のウィンドウに作品を展示しています。
前回と同じく3Dキャンパスというキャンバスの厚み部分にも描けるので額縁無しで壁に掛けると少しモダンな感じがして気に入ってます。アクリルで描いてみました。
 春に続くいくつかの展覧会に向けての習作のつもりでいろいろ思いのまま試してみました。

サイズは20cm×20㎝が中心でほか20㎝×40㎝、15㎝×15㎝併せて10点をランダムに並べました。
軽いので展示も楽なのですが、難点は水平がうまく取れないのです。
展示壁面と窓ガラスの間の隙間が40cmくらいしかなくて、その狭い空間を横這い状態で展示するものですから。
出来たと思って退出しようと横這いで移動するとお腹が作品に触れていて、外へから見ると斜めになったりと中々厄介です。

商店街に面したウィンドウ

ラフランス1 20×20

ラフランス2 20×20

鳥の舞う風景 20×20

秋の断片 20×20